第8回カナデノワコンクール 総評は下記の通りです。
★ うた部門 ★
幼少期から音楽に親しむ事、音楽を通して豊かさや、感性を育むことの素晴らしさを感じたコンクール でした。
(本人の実力に合わせた曲選びは必要で、歌いたい曲と歌える曲は違うので、指導者の方は今後に役立 てて下さい)
緊張の中、堂々と歌えた子もいれば、練習の成果を発揮できなかった子もいると思いますが、音楽を愛す る気持ちはみんな一緒です!
私も皆さんの歌を聴いて胸が熱くなりました。 これからの人生、音楽と共に楽しく輝きますように…
★ ピアノ連弾部門 ★
本日は素晴らしい演奏を沢山聴かせていただいてとても嬉しい時間をすごさせていただきました。年々 レベルの向上は感じていましたが、今年は一段と高いレベルの演奏が多かったと感じました。
暗譜での演奏も多く、2 人の音楽観が一体となって客席まで届いていたのも印象的でした。 1 台の楽器を使って2 人の響きは無限に広がる面白さを今日のステージで実感して、また明日からの糧 にしてもらえたらと思います。ご指導して下さった先生方の選曲センスも素晴らしかったですね。 ありがとうございました。
本日は天候にも恵まれ、素敵な演奏の数々、とても心に響きました。
皆さまは、ステージでの演奏を通して多くのことを感じ得たかと思います。
互いのパートナーを信頼しながら自分のイメージをどのくらい近づけることができましたか? 今日はコンクールという場ではありましたが、皆さまは「伝える」ためにステージに立ってくれました。
今日という日の音楽の瞬間を感じ続けていく大切さを胸に、今後とも頑張って奏でてください。
本日はありがとうございました。
息の合った連弾をたくさん聞かせていただきました。連弾はどうしても上のパートがメロディ(高音)、下 のパートが伴奏(低音)となりますが、高音パートが伴奏の形を弾く時、少し単調になってしまうことが気 になりました。どうしてもメロディを弾くことに慣れてしまっているからかもしれません。
他には、四手ということで二手に比べてボリュームも出やすいので、音の軽さを出したりして、重い・軽 いの差がもう少し出ると立体的になるのではと思います。
1 人で弾くことが多いピアノですが、連弾はア ンサンブル、また違った楽しみがあると思います!これからも楽しくピアノを続けていただきたいです!