第10回 審査員総評一覧
「第10回 カナデノワコンクール」にご参加・ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
本大会を担当してくださった6名の審査員の先生方より、参加者の皆さまへ総評とメッセージをいただいております。
ぜひ今後の練習や音楽活動のヒントとしてお役立てください。
《うた部門》

大田茉里 先生
大田茉里 先生
広い世代の素敵な演奏をたくさん聴かせていただくことができ、とてもしあわせな1日でした。皆様の音楽に対する真摯な姿勢と、日頃の練習の成果を発揮しようという努力を強く感じました。
歌、というのは身体すべてを使って演奏するものです。喉だけではなく、呼吸のための肺、息をコントロールするためのお腹、体がぶれないように支える下半身…。どこも休ませることのできないいわばスポーツのような芸術です。
今回コンクールに挑戦してくださった皆さまは演奏だけでなく、演奏中の立ち方、おじぎの仕方、舞台への歩き方などにもしっかり意識を持って臨んでくださいました。
どうかこれからもたくさんの作品に挑戦し、技術を磨き、歌を楽しんでいただけたら嬉しいです。
松下伸也 先生
松下伸也 先生
第10回カナデノワコンクールご出場の皆様
今日はお疲れさまでした。皆さん今日のコンクールのためにご準備なさって、熱演揃いで楽しく聴かせてもらいました。
そのなかにあっても審査員として審査しなければならないので点数をつけさせてもらいましたが、それぞれほんのちょっとの差ですので、賞にはいれなかったからといって諦めたり、また入賞されたからといって安心なさらず更なる高みを目指してください。
皆さんの演奏についてはそれぞれにコメントを書かせていただきましたので、先生にもお見せして今後の指針となさってください。
一つ、気になったことは皆さん曲に合わせたキレイなドレスをお召しになっていましたが、靴も衣装の一つとして見られている、魅せるものと
捉えていただけると、足元からキレイな姿勢になると思います。
これからも楽しく歌の勉強を続けてください。
今日は皆さんステキな演奏をありがとうございました。
まほろば遊 先生
まほろば遊 先生
カナデノワコンクール第10回、誠におめでとうございます。
こうして長きにわたり、歌を学ぶ皆様に挑戦の場をつくり続けていらっしゃるカナデノワ様の活動を、素晴らしく感じています。
今回も、応募された皆様の真摯に歌と向き合う姿勢、そして歌を愛する気持ちが伝わってきました。
全体を通して、美しい声をお持ちの方が多かったことも印象に残っています。
その声の魅力をさらに生かすためにも、これから学びを深めていく中で、豊かな表現の方法や、どの言葉を大切に届けるのかという「歌詞の立て方」、そして一曲をどう組み立てていくのかという曲づくりにも、より丁寧に向き合っていただけたらと思います。
声の美しさに表現が重なったとき、歌はさらに聴く人の心へ届いていきます。
これからも、それぞれの歌を磨きながら、感動の伝わる歌を届けてください。皆様のさらなる成長を楽しみにしています。
《ピアノ連弾部門》

石原佳世 先生
石原佳世 先生
今年は10周年という記念すべき大会となり、出場者の皆さんの素晴らしい演奏のおかげで私たちにとりましても楽しく充実した時間となりました。
心より感謝申し上げます。
毎年思うことですが年々レベルがアップして、こんなコンクールは他にない、と感じています。
出場者の皆さんはもちろんご指導にあたられた先生方やご家族の皆さんの支えあっての「進化」だと思います。
これからもますます皆さんが成長続けられることを願っています。
多くの皆さんに共通して感じたことを2点だけ付け足させていただきますと、
一つ目は
アンサンブルでは演奏者の指先だけでなく呼吸やイメージする音楽を共有することが大切です。
是非コミュニケーションを密にして演奏を高めていってください。
二つ目は
4手の楽譜の読み方です。普段ソロでは2段譜に慣れているためついつい自分のパートだけを追いがちですが、是非4段の楽譜全体を読み指揮者になったつもりで音楽の流れを見出してください。これらは大変時間のかかることですが根気よく研究してもらえたらと思います。
これからも頑張ってくださいね。応援しています。
岡崎章 先生
岡崎章 先生
本日は、皆さまの素晴らしいピアノデュオを聴かせていただき、ありがとうございました。
第10回という節目のこの舞台で、皆さまそれぞれのパートナーとともに音楽をつくる姿に、とても嬉しい気持ちになりました。
ピアノデュオでは、相手の音に耳を傾けることで、自分一人では気づかなかった響きが生まれます。
二人の音、呼吸、感性が重なったとき、そこにはピアノソロとはまた違う、新しい音楽の世界が広がっていきます。
今日ここで感じたこと、そしてパートナーから受け取ったものを、これからの皆さんの音楽の中にも大切に育てていってください。
今日の経験が、皆さんにとってこれからの音楽につながる一歩となりますことを願っています。
本日は、ありがとうございました。
佐藤恵子 先生
佐藤恵子 先生
皆さん、今日に向けて努力を重ねて臨まれたのを感じました。
小さな方達の演奏は、指導者の誠意の感じられる演奏で、これからが楽しみだと、心から応援しています。
連弾はお互いに音を聞き、二人だけの音色を見つけないといけませんが、成功している方達が多かったです。
今回、10回目ですが、これからの益々の発展を願っています。